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8時間耐久。 [落語☆RAKUGO]

「私は落語が好きなんです~」って公言してるわりに
噺家さんの名前や一門を覚えたのも、その一門によって噺家さんのカラーが違うと理解したのも
ほんの一年前です。…すみません。
なんせ、かの師匠のお顔と名前が一致したのは去年の祭りの時ですから。
重ねてすみません。「落語好き」なんて口幅ったいですわ~。

でも。
こんな私でも臆することなく飛び込めるのが落語の世界。
寄席に行けば何の予備知識なくても笑えます。
初心者も上級者も聴く側のレベルに応じた楽しみ方がある。
で、今回近鉄特急に乗ってまで行ってしまいました。^^

100829_1126~01.jpg

わざわざ三重県は津まで行くなんて
かなり熱烈なファンです! すみません。^^;


100829_1131~010001.jpg ガチンコ!な、ひとり舞台(高座)

100829_1133~010001.jpg前売り完売の全通し券。

8時間で16席!ひとりで演らはります!!
今年、年男やそうで
先の24歳ではそこまでの技量もなく
かといって次の48歳では体力的に厳しい…
「今」だからこそ出来る、最初で最後の落語会だとか。
どうなることやら、観る方も期待と不安が入り交じる感じ。
(普通に8時間居るだけでも大変だものね)

ただ、劇場前には屋台も出ます出入り自由です、と事前のアナウンスもあり、
「こりゃ祭りだね〜楽しまなきゃね〜」なんて
まぁくつろぎスタイルでお気軽な感じで落語を楽しもう♪るんるん♪
って思ってました。始まるまでは。

しかーし。
噺が進むにつれ「ただ8時間落語を喋る」という挑戦ではないんだと分かり
(とにかく一席一席を「きちんと」演らはるんですもの・当たり前だけど)
これはかなり凄いことなんじゃないかと、こっちも真剣勝負だ!みたいな気持ちに。

あの暑い中(高座はもっと暑かったと思います)
ダレることも集中力が切れることも声をからすこともなく疲れも見せず
どの噺も最初の一席目のように、見事な口演でした!

正直、聴く方も飽きてくる(集中できなくなる)んじゃないかと思ってましたけど
全くそんなくとはなくて、逆に聞き逃すまいと思うくらい。
8時間も!(…時間が押して終わってみれば9時間も^^;)
それだけお客さんを惹き付けてしまう高座を演らはったわけです。
すごい。
観に行って良かった。

終演後、劇場前でシャンパンファイトを。
私たちも歴史的瞬間を目の当たりにした同志のような気分。
すんごい高揚感。
挨拶の最後で

「また 落語が好きになりました。」

とおっしゃった一言に、感動。ジーン...(≧ω≦。)


後日更新されたブログを見て納得。
ほんの思いつきなんてものじゃなく、
並々ならぬ決意のもとにやり遂げた偉業だったのですね。
確かにそれはひしひしと伝わりました。
ホンマにええ高座でした!




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